チョコレートを溶かす時、レンジで溶かしてもいいんじゃない?なんで湯煎なの?って思ったことありませんか?
私はチョコレートの種類によって溶ける温度が違うため湯せんで溶かす方がいいと思います。
なぜ、チョコレートは湯せんで溶かす方がいいのか詳しく説明します。
チョコレートはなぜ湯せんで溶かした方がいい?レンジでもいいんじゃない?
チョコレートを溶かすならレンジ使った方が楽じゃない?そう思うことありますよね。
そりゃレンジで加熱すれば簡単だけど加熱し過ぎると焦げるんですよね。
10秒単位でレンジから出し、混ぜながらチョコの状態を確認を繰り返す・・・面倒じゃないですか?
むしろチョコレートの量が少なかったりすると焦げたり。もう焦げたら使い物にならない・・・高いチョコレートだとショックも大きい。マメな人ならいいんですよ。
少し加熱しては確認する、それが苦にならない人なら・・・
私は面倒だし、チョコレート使い物にならないのもいや。
だからチョコレートは湯せんで溶かすに限るのです。
そもそもチョコレートの種類によって溶ける温度が違うって知ってます?
チョコレートは湯せんの温度管理が大事な理由
スイートチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートそれぞれ溶ける温度が違うため湯せんの温度もそれぞれ変えないと失敗のもと。
では湯せんの温度は何度がいいのか。
スイートチョコレート 50℃
ミルクチョコレート 45℃
ホワイトチョコレート 40℃
メーカーによっても多少温度は違いますが、基本はこれ。でもなんでチョコレートの種類によって溶かす温度が違うのか?
ミルクチョコレートやホワイトチョコレートにはカカオバターよりも低い温度で溶ける乳脂が含まれているから。
スイートチョコレートの油分はほぼカカオバターなのに対し、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートはカカオバターのほかに乳脂が含まれていて、乳脂の方が溶け始める温度が低いからなんです。
高い温度でチョコを溶かすとどうしていけないのか?
理由は高い温度でチョコレートを溶かすと分離するから。
チョコレートを溶かす前って固形ですよね。これを高温で溶かそうとすると一部だけが急激に温度が上がり焦げてしまうんです。そのせいでチョコレートの構造が大きく壊れ水に溶ける成分とカカオバターの油脂が分離してしまいます。
またチョコレートに含まれる乳成分は高温だと固まって溶けなくなるため温度管理は大切なんですよ
湯せんでチョコレートを溶かす時はきちんと温度を測ることが鉄則
湯せんでチョコレートを溶かす場合のコツとしてはやはりしっかり湯せんの温度管理する!これに限ります。高すぎると使い物にならなくなるチョコレート。しっかり温度管理しておいしいお菓子を作ってください。また湯せんで温度管理の次に失敗するのがチョコレートの中に湯が入ってしまう事。
ゴムベラでチョコレートを混ぜるときは湯が入らないようにゆっくり混ぜることも大切です。あとは湯せんの入れ物をあまりにも大きなものにしないってコツもあります。チョコレートを入れるボウルと湯せんを入れる鍋、できるだけぴったりするものを使うと湯がチョコレートの中に入るリスクが減らせます。
レンジでチョコレートを溶かすのもいいですが、チョコレートが溶けだす温度が違うためやはり湯せんで溶かす方が確実。ともあれ温度計がなければ話にならないんですよ。
チョコレートを溶かす時の温度を知ったところで温度計がなければ話にならないですよね。触っただけで温度がわかる特殊能力の持ち主なら話は別ですが、ほとんどが触っただけでは正確に温度がわかるわけではないので。温度計を準備してからチョコレートを溶かしてくださいね~。
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