前回、生のいちごを使って作るババロアで分離する原因をお話ししました。まだ読んでないという方は下の記事をお読みください。
keekoblog.com/いちごのババロア分離~牛乳が分離する原因/(新しいタブで開く)
今回は実際に作ったレシピとコツをご紹介します。前回の記事と一緒に読むことでおいしいババロアが作れますよ。
いちごババロアの材料と作り方
材料
- 生のいちご 200g
- グラニュー糖 70g
- レモン汁 小さじ1
- 生クリーム 200g
- 練乳 60g
- 牛乳 200g
- ゼラチン 10g
- 水 大さじ4
作り方
- 大さじ4の水にゼラチン10gをふり入れ、ふやかしておく。この時にお湯も準備しておく
- いちごをフードプロセッサーでピューレ状にする。さらにグラニュー糖を入れフードプロセッサーで混ぜ合わせる。
- 小鍋に2とレモン汁を入れ、弱火で温める。ゴムベラで混ぜながら温め、軽く沸騰したら火を止める。
- 氷水に小鍋ごと当て、いちごピューレの粗熱をとる。
- 大きいボウルに生クリームと練乳を入れ、軽くとろみがつくまで、ハンドミキサーで泡立てる。(5分立て)
- 牛乳、いちごピューレの順に加え、ホイッパーでその都度混ぜ合わせる。
- ふやかしたゼラチンを湯せんに当て温め、6の生地の一部をゼラチンに混ぜ合わせる。
- ゼラチンを6に戻し入れ、混ぜ合わせる。
- 型に入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
- 固まったら、型から外し、お好みで生クリームやいちごを添える。

今回はエンゼル型に入れ、冷やし固めました。ココットやプリンカップなどに入れて作ってみてもいいですよ。今回は型から外すため、ゼラチンを少し多めに使用しています。もし、型から出さない場合や緩めがいいという方はゼラチン8g、水 大さじ3に調整して作ってみてくださいね。それではコツをご紹介していきます。
ゼラチンの温度に注意する

繰り返しになりますが、ゼラチンは60℃以上に温めたり、酸味の強いフルーツと混ぜると固まらなくなります。缶詰を使用するのであれば、そのまま使用することができますが、生のフルーツを使用する場合は必ず、加熱してから使うことが大切。作り方の中で湯せんにゼラチンを当てるときの湯せんの温度は60℃くらいにしておくことをお勧めします。さらに温めたゼラチンに生地の一部をまず、混ぜ合わせてから全体に混ぜることで、ダマにならずに口当たりの良いババロアを作ることができます。一部の生地をゼラチンに混ぜるという工程はほかのゼリーやムースなどゼラチンを使うレシピにも使えますので、ぜひ覚えておいてくださいね。ゼラチンについて詳しく知りたいという方は
keekoblog.com/ゼラチンのダマにならないコツと寒天、アガーと/(新しいタブで開く)
こちらの記事をお読みください。

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