シフォンケーキを作って、型から外した時やカットした時に大きな穴が開いていたなんてことはないですか?私もシフォンケーキを作り始めたばかりのころ、写真のように大きな穴が開いていたことが何度かありました。ここまで大きな穴が開いてしまったという方が少ないとは思いますが、どうして大きな穴が開いてしまうのか、防ぐためにはどうすればいいのか私なりにまとめてみました。
シフォンケーキに大きな穴が開く原因は混ぜ不足
シフォンケーキの卵黄生地とメレンゲを最後に混ぜ合わせるのですが、この時の混ぜ合わせが不十分だとこのように大きな穴が開いてしまいます。

いや~いつ見ても見事な穴(笑)このころはシフォンケーキの高さを意識するあまりメレンゲをつぶさないようチャチャっと混ぜ合わせただけでした。しかも、カッチカチのメレンゲを作っていたのです。こちらのシフォンケーキはバナナシフォン。入れる材料によってメレンゲの硬さを調整しないといけないのですが、それが分からなかった。カッチカチのメレンゲなら大丈夫だろっと思っていました。でも、カッチカチのメレンゲは本当に卵黄生地と混ざらないっっ。それなのにあまり卵黄生地と混ぜないなんて。。そりゃ失敗してくださいと言っているようなもの。そのおかげでこうして皆さんにこんな写真を紹介できるからいいのですが。バナナシフォンの場合、メレンゲの角が軽くこんにちはしているくらいがちょうどいいメレンゲとなります。私みたいにカッチカチのメレンゲだと失敗するので皆さんご注意を。
混ぜ合わせが不十分だとなぜ穴が開いてしまうのか
卵黄生地とメレンゲの混ぜ合わせが不十分だとなぜ穴が開くのか。卵黄生地とメレンゲがしっかり混ざっていないと、生地の中にメレンゲの塊があるということ。メレンゲは卵白を泡立てたものですよね。焼いている間に塊になっていたメレンゲがしぼんでいき、大きな穴になってしまうのです。先ほどの写真を見ると生地が全然混ざっていなかったということが分かりますね。
シフォンケーキの空洞化を防ぐには最後の混ぜ合わせが重要
ここまで読んでみて、原因が分かりましたね。メレンゲのたて過ぎないことと、しっかりと卵黄生地と混ぜ合わせることが空洞化を防ぐコツなのです。シフォンケーキに入れる材料によってもメレンゲの硬さは違うので、作るレシピに合わせて作ってくださいね。ちなみに私はチョコシフォンやチーズシフォンなど油分が多いものはふくらみが悪いので硬めのメレンゲにしています。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。みなさんのお菓子作りが成功しますように。

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